Time CapsuleのTime Machineは簡単にできた。
さて、次はそもそもの目的であるMacBookのHDD枯渇対策「iTunesとiPhoto」のライブラリの引越し、オンライン化。
iPhoto'11ライブラリをオンライン(NAS)で利用するとローカルでも遅いのに、さらに遅くなって使いものにならない...とわかりつつ自分で試してみないと納得しないので、やってみる。
ちなみに環境は、MacBook Late2008, 4GB DDR3、Mountain Lionです。
ちなみに環境は、MacBook Late2008, 4GB DDR3、Mountain Lionです。
■ iTunesライブラリのオンライン化
まずは、iTunesから。
iTunesのオンライン化の方法は2つ。
- 1) iTunes Media(iTunes Music)フォルダのみを移動させる方法
- 2) iTunesフォルダーまるごと移動させる方法
私は2)を選択。
1)のメリットであるライブラリを個別アカウント/個別デバイスで別々に管理したい要求もなく、リスクであるライブラリ管理ファイルとライブラリの実体の整合性が崩れる方が嫌だったから。
詳しくは、Appleサポートコミュニティー「iTunesのライブラリの移動・バックアップ」をご参照。
作業は簡単。
①home/Users/username/Music/iTunes のフォルダをまるごと、Time Capsuleのデータフォルダ配下にコピー
②optionキーを押しながらiTunesを起動し、参照フォルダとして①でコピーしたフォルダを指定する
■ iPhoto'11 ライブラリのオンライン化
方法は「iPhoto Libraryのファイルを移動させる」の1つ。
作業です。
①home/Users/username/Pictures/iPhoto Library のファイルをTime CapsuleのデータフォルダにPicturesフォルダを作って、その配下にコピー
②optionキーを押しながらiPhotoを起動し、参照ファイルとして①でコピーしたファイルを指定する
■ Time Capsuleの自動マウント設定
Time Capsuleだから勝手に自動マウントしてくれているだろうと思っていたら...
出やがった...(・へ・)
自動マウント設定を追加しないといけないらしい。
まず、システム環境設定 / ユーザとグループ を開く。
既存のユーザーから①管理者(自分)を選択、②ログイン項目を選択、③+をクリック
共有からTime Capsuleデバイスを選択して、iTunesやiPhotoライブラリを設定したフォルダを選択し、追加をクリック。
Time CapsuleのDataフォルダの自動マウント設定完了。
■iTunes ライブラリのオンライン化後の使用感
- iTunes起動時は若干遅くなった(気にならない)
- 問題なくマウント処理される
- iTunesとのデータの出し入れはやっぱり遅くなった
- iTunesとの同期は、iPhone(MacBookとUSB接続同期)は若干遅くなった感じ、iPad(Wi-Fi同期)は遅くなった
- iTnuesに入れている動画(2時間もの)を再生しても遅延なく再生、MacBookローカルと比較しても違和感ない
■ iPhoto'11 ライブラリのオンライン化後の使用感
- iPhoto起動時は若干遅くなった(気にならない)
- 問題なくマウント処理される
- フォトストリームやiPhoneからの写真の取り込みも遅くなった気がしない
- iPhotoの中にある写真をwebサービスから参照、取り込みするのは遅くなった。使用に耐えれないほどではない
iTunesもiPhotoの普段使いとしては問題ないパフォーマンスかなと。
なのでiTunesとiPhotoライブラリは、Time Capsuleでのオンライン管理・利用と決定。
MacBookのHDD枯渇で古いUSBハードディスクに点在していたデータをTime Capsule上のiTunesに一元化しよ。
うれしい。うれしいです。
Time Capsuleが死んだら終わりになるので、TimeCapsuleのバックアップはAutomatorで定期的に取ればいいかと。
それはまた後日。
4 件のコメント:
マウント処理が必要とは。。参考になりました。
hit ozさん
コメントありがとうございます。
ご参考となり何よりです!
TimeCapsuleに入れたitunesのライブラリを出先のiPhoneやiPadで再生できるのですか?
できる設定があるはずですが試していません
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